
| Vol.190 |
| 熊本県・産山村 御湯船温泉館・湯治の宿 やすらぎ |
![]() ▲「御湯船温泉館」・湯治の宿「やすらぎ」外観 |
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【写真左】客室通路 【写真中上】食堂 【写真中下】 人気NO.1のおでん 【写真右上】炊事場 |
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〜 温泉は源泉100%の濁り湯で、食事は自炊設備も完備 〜 大分県と熊本県の県境、自然いっぱいの阿蘇の山奥に佇む温浴施設。周囲は田畑と杉木立、棚田と小川という山あいの暮らしがそのまま残っている。「ホ〜ホケキョ」という囀りが、やまびことなって迎えられ、贅沢なほどの美味しい空気を味わいながら宿に到着した。 ここは保養を目的とした施設で、日帰りの『御湯船温泉館』と、湯治の宿泊施設『やすらぎ』からなっている。平成6年に温泉館ができ、宿泊施設は平成9年に誕生した。 宿泊施設は清潔できれいにされている。通路には8室の和室が整然と並び、宿泊者が24時間利用できる家族風呂と、自炊ができる炊事場が2ヶ所ある。部屋には空の冷蔵庫、電気ポット、テレビ(2時間100円)、エアコン(3時間100円)が備えられている。タオルや浴衣などは無いので持参しよう。 食事は自炊の場合は近くにスーパーなどがないので、食材は事前に用意した方がいい。また食事付きの場合、夕食は近くの川で獲れるヤマメ定食と、産山の赤牛を使った焼肉定食、地元素材を使った釜飯定食の3種類から選ぶ。食事代はいずれも1500円。朝食は600円。平日にもかかわらず大勢のお年寄りが、楽しそうに自炊していた。自炊する人と食事を取る人は半々だという。 食事の後は散歩がおすすめ。川のせせらぎを聞きながら、時期的にカエルとともに大合唱。宿の周囲はここに来る人の車が通るだけで、ほとんど歩行者天国状態だ。月や星空も美しく、まさに桃源郷といったところだ。 温泉は少し濁りのある『含硫黄ーナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩泉・硫酸塩泉』と長い泉質だ。小ぶりの浴槽には成分が付着しており、湯口には飲めるようにコップが置かれている。pHは7.53の中性で、陽イオンでは肌にやさしいナトリウムイオン、陰イオンでは血行にすぐれた炭酸水素イオンが多く含まれている。さらにお湯をまろやかにするといわれるメタケイ酸が多いのも特徴だ。 「足腰が痛い人や、アトピーで困っている人が多いですね」というが、動脈硬化や慢性皮膚病、火傷、切傷、神経痛、五十肩、冷え症など効能も多い。 朝11時〜17時までは食堂が営業しており。うどんや丼物などの軽食がいただける。中でも「一番人気があるのはおでん」だそうだ。日中は宿泊者に限らず日帰りの方で賑わっている。 連泊の場合はウォーキングがおすすめ。自然の中をのんびり歩くいろいろなコースがあるので、年齢や体調に合わせて選ぼう。 村内には、名水百選として知られる『池山水源』のほか、花の名所『ヒゴタイ公園』、農園体験ができる『ファームビレッジ産山』、かわいい動物たちとふれあえる『うぶやま牧場』など、手の付けられていない自然を楽しめる。 |
![]() ▲ 「御湯船温泉館」の浴場 |
![]() ▲ 「やすらぎ」の家族風呂 |
熊本県・産山村 御湯船温泉館・湯治の宿 やすらぎ
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