達人の常宿
Vol.116



兵庫県・有馬温泉 くつろぎの宿 ねぎや 陵楓閣


▲ロビー

▲ 客室
▲金泉の露天風呂

▲坂を登ると玄関

▲内湯
 相次ぐ戦により、焦土と化した泉源を太閤秀吉が整備した。有馬温泉の恩人として有馬川にはねね橋が架かり、その傍らには秀吉像が座している。有馬は古来より栄えた湯治場であり、宿坊は十二坊を数えた。「ねぎや」の屋号は神職である禰宜(ねぎ)、つまり神職の人たちの宿舎であったことに由来する。
 木々に囲まれた玄関を潜ると、赤じゅうたんが印象的な喫茶室兼ロビーがある。秋になると木々の紅葉が美しい。
 チェックインを済ませ、早速お風呂へ。小鳥のさえずりと鹿威しの風流な音に耳を傾けながら「ひぐらしの湯」へ続く階段を上る。2槽に分かれた内湯と金泉が楽しめる露天風呂がある。他に、宿泊者のみ利用できる家族風呂(50分大人1000円・小人500円)を完備。
 夕食は月替わりの会席料理をお部屋でいただく。雪解け月(3月)の献立は、生湯葉と菜種、のれそれ(穴子の稚魚)、うるい・あさず・うこぎの山菜浸し、ちらし寿司、お造り、ほっこり鍋(貝づくし鍋か神戸牛のハイカラ焼のどちらかが選べる)、桜鱒の木の芽焼、酢物、炊き合わせ、鯛飯など季節感を大切にした料理が並ぶ。4月の献立には、小鮎の甘露煮、青みず・うるいなどの山菜、常夜鍋(鹿児島産黒豚のロース肉)、薩摩揚げなどが並ぶ。宿泊者アンケートでは、料金や木造の雰囲気と共に、料理の満足度が高い特徴があるそうだ。
 朝、通常ならチェックアウトで慌ただしい10時頃にお風呂に入る人が目立つ。チェックアウトが12時だからだ。朝食を食べてから入ってもいいし、朝食の代わりにブランチを選ぶこともできる。朝ゆっくりできるのは嬉しい限り。

▲1泊2食14,700円の料理例

▲鯛めし
▲神戸牛のハイカラ焼(左)か貝づくし鍋(右)かどちらかを選ぶ


御宿デ−タ

兵庫県・有馬温泉 くつろぎの宿 ねぎや 陵楓閣

◆1泊2食/14,700円〜(休前日3,150円増)
◆食事休憩/3,675円(入浴+食事)
◆入浴のみ/1,000円(12:00〜19:00)
 ※日帰り(食事&入浴)のみ金曜日定休
 ※日帰りの方は市営駐車場をご利用下さい
◆客室/33室(8・10・12・16畳タイプ)
◆泉質/含鉄強塩温泉
◆効能/神経痛・筋肉痛・疲労回復・慢性消化器病など

★アクセス/中国自動車道西宮ICより車で10分。
      三宮・新神戸→(北上急行)北上→(神戸電鉄)
      電車25分。
      大阪APより車で30分


◆兵庫県神戸市北区有馬町1537-2
◆TEL 078(904)0675 FAX 078(903)0644
◆URL http://www.negiya.jp

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