Vol.185
和歌山県・川湯温泉 冨士屋
大阪府 Tさん
冬限定で巨大露天風呂が楽しめる、和歌山県の川湯温泉「仙人風呂」へ行ってきました。
奈良県の五條から、大好きな十津川村経由で寄り道をしながら川湯温泉へ。午後3時過ぎに到着し、仙人風呂のそばの『冨士屋』さんへチェックイン。館内は明るく、和室から大塔川が眺められます。すぐに宿で甚平さんのような湯浴み着を借り、仙人風呂へ。
仙人風呂はでかい。50m×15mはある長方形の湯舟が重機で作られています。簡易脱衣所が設けられ、水着着用です。日曜の午後なので、家族連れなどでにぎわっています。あれ? ほとんどの人が山裾の辺りに固まっています。なぜ? 着替えて足を入れると謎が解けました。河原の近くはぬるいのです。子供達はゴーグルをして、プールみたい!と泳いでいましたが、私は温もりたいので、山すその方へ。
少しずつ温かくなり、自分なりの適温の場所を見つけ、手足を伸ばします。底にある小石が熱く、小さな気泡が上がっており、底から湧出しているようです。これ以上ない新鮮さ! 川下側の土手の一角からかけ流し! こんなにも大きな湯舟を満たすとは、素晴らしい温泉パワーです。近くにいたおじさん(水着ではなくトランクスで入浴)によると、今日はぬるめで、もっと熱い日もあり、雨で川が増水したら入れなくなるなど、かなり自然任せだそうです。ぬるめでも入れてラッキーです。
夕方からは、宿の内湯を楽しみ、ボリュームたっぷりのおいしい夕食にも満足。食後、夜の仙人風呂へ。昼よりも空いており、ライトアップの照明を手でさえぎると、星座を知らない私にもわかるオリオン座が輝いています。こんなに大きな星空の下での入浴は初めてです。ゆっくり楽しんでから宿の露天風呂にも入って、ぐっすり眠りました。
早朝、家族が起き出す前にひとりで仙人風呂へ。誰もいない静かな湯舟。夜明けの山の稜線が、湯気の向こうにぼんやりと見え、幻想的な美しさです。なんともぜいたくな貸切り風呂で、あまりにも居心地がいいので宿の朝食に遅れそうでした。大満足。早朝の仙人風呂は狙い目です。
にぎやかな昼、星空がロマンティックな夜、貸切りの朝、と仙人風呂を満喫できました。次は、スコップ持参で、夏に行きます!

