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毎年、啓蟄を過ぎると、自分のペースでのんびり旅したいなぁという気分になります。何処か近場でのんびり過ごせる所…。私にとって湯布院は、日帰りにはちょうど良いのですが、宿泊は懐具合と相談すると無理な観光地でした。
しかし今回、それを心配せずに安心して宿泊し、湯布院を満喫出来る温泉宿を見つけました。それが『民宿おく荘』です。
湯布院は特に金鱗湖周辺が観光客で混みますが、少し離れると、自然豊かなのんびりした田園風景が広がります。
『民宿おく荘』は、湯布院の地元の人達の生活を感じる所にあります。私は最初、道に迷い、宿に電話しました。すると、おかみさんが外で、私に分るように立って待っていてくれました。
この宿の特徴は、“素泊まり宿”で、外観は戸建ての借家みたいでした。外に各部屋用に全自動洗濯機があり、玄関は南向きで広く、室内はキッチン(ガスコンロはないが流し台・テーブルに椅子・冷蔵庫・電子ポット等がある)、奥に六畳の小綺麗な和室。その奥にトイレ、洗面所があります。玄関横に浴室があります。
室内の壁には温泉成分分析表が貼ってありました。
温泉は敷地内の源泉から引いてあり、源泉温度が50℃以上のため、入浴の際は水で温度調整をする、または源泉のみを浴槽に溜め、適温になるまで冷ます。私は後者にしました。
荷物を片づけると早速、入浴してみました。少し熱めでしたが、足を伸ばしてゆっくりと浸かりました。湯上がりは湯冷めせず、ぽかぽか。湯上がり後、肌はサラサラした感じでした。
一息ついて、食事の買い出しです。素泊まり宿には食事が付きません。由布岳を眺めながらスーパーに行きました。
朝・昼・夕と1日3回の入浴と湯布院散策(金鱗湖・作家の工房や美術館・宇奈岐日女神社・田んぼの畦道など色々な所を歩きました)をしながら、数日間をのんびり過ごしました。
のんびりと過ごせる湯布院がさらに身近になりました。それぞれの人がそれぞれの湯布院を楽しむ宿が、ここ湯布院にはありました。
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