達人の弟子が行く
Vol.141


島根県・美又温泉 金城観光ホテル
広島県 I さん

 新緑の美しい4月28日、夫と美又温泉『金城観光ホテル』へ行って来ました。
 当日は快晴。朝6時半、夫の運転で中国自動車道庄原インターへ。道中、山桜やつつじが新緑に映えてとてもきれいだ。七塚原サービスエリアで休憩を兼ね、朝食をとる。さすが明日からゴールデンウィークということもあり、いつもよりお客さんが多い。
 浜田自動車道旭インターを下た頃には、朝冷え込んでいたのに外気温は何と19℃。汗ばむ陽気だ。
 まずは湯屋温泉「リフレパークきんたの里」へ。
 温泉の他に、石見神楽の衣装を作っている作業所と神楽面や和紙を使用した織物を作っている「桑の実工房」を見学。
 昼食は「レストランふきのとう」へ。日替わりサービスがあり、当日は豚汁と地元野菜のサラダバイキングが食べ放題。お客さんも多く賑わっていた。
 ランチをおいしくいただき、休憩後、温泉へ入る。若返りの湯と言われるラドン温泉で湯もやさしい。特にアロマミストサウナは香りも良く、リラックスできた。
 午後3時半、今夜の宿『金城観光ホテル』に到着。ちょっとレトロな感じの本館二階の洋室へ案内していただいた。窓から見える裏山の滝の眺めは何とも美しく、ちょうど奥田元宋の日本画を彷佛とさせる感があった。
 夕食の七時までには時間もずい分あるので、近くの温泉街を一巡した。ほんの数分で通り抜けできる温泉街は、ひなびた昔の面影を残していた。目についた温泉会館でお土産品等、品定めした。
 夕食は、ライトアップされた滝の見える大広間でいただいた。懐石料理全10品。ビールで乾杯。料理を運んでくださる女性の方も、やさしい心遣いのある人で、楽しくお話ししながらいただきました。
 姫かさごの姿煮、日本海の活魚三種盛りは、のどぐろの珍味に舌鼓を打ちました。
 また、山菜の天ぷらや地豚の瓦陶板焼きも地元ならではの、味わいのある一品でした。どの料理もよく吟味された上品な味付けで、二人共十分満足いたしました。
 食後しばらく休憩して、いよいよ温泉へ。
 アルカリ性単純温泉で美肌効果に優れ別名“美人の湯”と呼ばれています。温泉に入ったとたんお湯が体中にまとわりつき、しっとり感というか、すべすべ感はとても気持ちよく、今まで行った温泉でピカ一です。
 宿に着いた時、きんたの里で温泉に入って来たと言ったら「こちらのお湯は違うから」と言われたのもうなずけた。
 顔にも、美肌になるようやさしくお湯をかけ、ゆっくり内湯と露天風呂を独り占めしました。
 先に上がっていた夫も、お湯がとても良かったと感心していた。お蔭で二人共朝までぐっすり眠れた。
 翌朝は、6時になるのを待って、朝風呂へ直行。朝は気温が低いせいか露天風呂に入っていたらお腹の辺りが冷えてきたので、あわてて内湯へ。お湯の心地よい感触を楽しみながら、幸せな気持ちでいっぱいでした。
 朝食は、昨夜の大広間でおいしくいただきました。部屋を出る時、急に何だか懐かしさが湧いてきて「美又温泉はこれで良いのネ」と夫に言ったら、「そうだよ。これで良いんだ」と返事が返ってきた。
 売店でお土産を買い、8時半に次の目的地、山口県周防大島町へ向け出発。
「金城観光ホテル」の皆様、本当にありがとうございました。心のこもったおもてなし、思い出に残る楽しい旅となりました。
 4月29日夜11時、無事帰宅。二日間の走行距離582km。道中安全運転をしてくれた夫に感謝。


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