達人の弟子が行く
Vol.138


鹿児島県・指宿温泉 休暇村指宿
兵庫県 神戸のわかだんな さん

 2006年2月下旬、一足早い春を求めて、鹿児島へ行って来ました。今回は、開港まもない神戸空港からのスタートでした。自宅から神戸空港→鹿児島空港へ2時間ちょっとで到着。神戸から温泉天国の南九州へ、あっという間のフライトでした。
 これまで何度か鹿児島を訪れていますが、こんなに近くなったのかとあらためて感動!してしまいました。
 目的地指宿に行く前にちょっと寄り道を…。空港からバスで1時間10分、薩摩川内市内に行って来ました。
“せんだい”といえば、東北の仙台が有名ですが、川内と書く九州の“せんだい”も、海と山に囲まれた歴史ある街で、是非一度訪れてみたかった所でした。322段の石段を登ったところに社殿がある新田神社は、緑の木々に囲まれた中に荘厳な空気が漂っていました。
 その後、九州新幹線つばめに乗車し、鹿児島中央からは指宿を目指して指宿枕崎線の快速“なのはなDX”に乗り込みました。
 黄色い車体のこの列車のオススメは指定席車両です。車両の中央に外向きに大きな窓とテーブルがあり、桜島や錦江湾の海岸線、喜入の石油基地を眺めながらのんびり指宿まで行くことができました。車窓から見えるやしの木が南国ムードを盛り上げてくれました。鹿児島中央から、快速で1時間弱で指宿駅到着です。
 駅前には休暇村の送迎バスがスタンバイしていました(要時間確認)。同じ列車に乗っていたおばさんの団体と一緒に『休暇村指宿』へ向かいました。車で駅から10分ほどで到着した休暇村指宿は、錦江湾を望む魚見岳の麓にある田良岬にあります。テニスコートやサイクリング道、キャンプ場などの施設のほか、干潮時には砂の道を歩いて沖に浮かぶ「知林ヶ島」に行くことができるそうです。
 部屋からは一面に錦江湾の海岸が見え、その先には大隅半島を見ることができました。海のすぐ横なので、波の音が心地よく聞こえてきました。景色を確認したあと、早速名物の砂むし風呂へ直行しました。
 砂むし風呂は、専用の浴衣に着替えて“砂かけさん”が掘った所に横たわり、砂をかけてもらいます。砂が体の上にずしりとのしかかり、そのあとじわっと汗が出てきます。私も2回目の経験でしたが、今回は結構地面が熱く、自分でゴソゴソと隙間を作って温度を調節しながら15分ほど砂に埋まっていました。
 隣のおばちゃんは、私より早く入っているにもかかわらず「痩せたい〜痩せたい〜」と呟きながら汗びっしょりでがんばっていました。人一倍大きな砂の山だったので、おばちゃんの体型は…? 残念ながら砂の中なので見えませんでした。
 その後は、シャワーで砂を洗い落とし大浴場へ。浴室は海側のガラスに面して広い内湯、その奥には小さな露天風呂がありました。しっとりとした少々熱めのしょっぱい味のする湯で、よく温もりました。岩風呂調の露天風呂からは海が一望でき、火照った体に海から吹いてくる潮風がとても心地よかったです。
 夕食の、初鰹やそら豆、鯛など地元でとれる食材をふんだんに使った「いぶすき春の膳」は、今が寒い2月ということを忘れさせる春一色の料理でした。宿の方のすすめで食べた“焼きそら豆”は、さやごと焼いてあるのでこげた部分が香ばしく、おいしかったです。芋焼酎がどんどんすすむおいしい料理がたくさんでてきました。
 翌朝も、露天風呂から錦江湾を行き来する船を眺めながら、ゆっくりお湯に浸かって滞在時間いっぱい温泉を堪能してきました。
 この日は指宿から鹿児島市内へと移動して城山や仙巌園と観光地をめぐり、2日目の宿泊地、霧島温泉へ向かいました。霧島温泉郷は鹿児島空港からも近く、飛行機の時間ぎりぎりまで温泉を楽しんできました。
 今回は鹿児島で温泉三昧の旅で、その 余韻を残しながら神戸へ帰ってきました。
 休暇村指宿様、この度はありがとうございました。それにしても、さすが南国、暖かかったなぁ〜。


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