達人の弟子が行く
Vol.137


兵庫県・石道温泉 天然温泉石道
兵庫県 I さん

 2006年2月3日に夫婦で川西市石道温泉の『天然温泉石道』さんへ出かけて来ました。
 夕方降り出した雪の中、赤いネオンで“石道”と書かれた今夜の宿に到着したのは、18時半過ぎで、自宅を出発してから約3時間半、予定より大幅に遅れてしまった。それもそのはず、二度も道に迷ったのだから…。
 フロントでチェックインし、ロビーを見渡すと、大きな壷や猪の剥製、熊の置き物等が並べられており、まるで博物館か骨董品店のようだ。
 フロントの近くにはみやげ物売店があり、酒類も売っているのを確認した。早速浴衣に着替え、夕食までにひと風呂浴びに1階へ。先客は三人だけで貸し切り状態である。
 水風呂・うたせ湯・気泡風呂・御影石で出来た丸い風呂(お湯が勢いよく廻っている)、サウナ等があり少し低くなった所(石段で6〜7段)には、天然温泉の岩風呂がある。お湯は、茶褐色で無臭だった。効能書きが見あたらなかったので、何に効くのか不明だった。夕食時間が近付いてきたため身体を洗わず飛んで出る。
 夕食は楽しみにしていた“ボタン鍋”だ。大きな皿に赤い肉がボタンの花の様に盛られている。生ビールで乾杯。風呂上がりのビールはまた格別である。ミソ味のボタン鍋は1時間半位で完食。畳の部屋で、二人だけの食事は何年ぶりだろうか。久しぶりにのんびりとした夕食のひとときだった。
 翌朝、外を見ると昨日の雪で一面薄化粧している。しかし、雪対策無しでやって来た車の走行には問題なさそうで一安心。
 昨夜はゆっくり風呂に入っていなかったので、朝食前に風呂に入った。入浴している人は一人だけで、ゆったりとお湯に浸かり、気持ち良い朝風呂を堪能したが、石鹸・リンス・シャンプーがすべて黒色だったのにはびっくりした。これは“炭+ハーブ”で出来ているとのこと。タオルが少し黒く染まっていた。
 朝食は大広間で。食事中に、相生市のあの“ど根性大根が弱ってきた”というニュースがテレビで流れている。大根は大丈夫だろうか? と思わず心配をする。
 10時にチェックアウトし、2日目の目的地、温泉手形2月号に紹介されている有馬街道温泉「すずらんの湯」を目指して出発。時間をかけて有馬温泉へ到着。しかし、この温泉街に「すずらんの湯」があると思ってやって来たのに「もっと神戸寄り」と聞いてガックリ。近くの店の主人が、詳しい地図を描いてくれた。
 「せっかく有馬温泉に来たんやから、ここで風呂に入って行ったら?」と、言ってくれたが、予定通りの目的地に向け出発する。2回ほど道に迷いながら(又か…)やっと到着した。
 ここの風呂は、建屋内に7カ所と外の広々とした所に露天風呂5カ所がある。ゆっくり入浴していると1時間位はすぐ経過。そこで昼食を済ませ「すずらんの湯」を後にした。
 国道2号線・姫路バイパスを通り自宅に到着したのは17時頃でした。道に迷いながらも楽しい2日間でした。


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