
| Vol.135 |
| 私のオリジナル温泉旅 14名で「松茸旅行」湯郷温泉〜湯原温泉へ |
| 広島県 I さん |
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17年前に亡くなった父が、退職後10年かけて山の手入れをしてくれたお陰で、不作の昨年も少量ながら松茸狩りを楽しむことが出来ました。 一昨年の“松茸貯金”で、84才の母をはじめ弟妹の家族14名にて岡山県へ1泊2日の温泉旅行をしました。 2005年11月12日。前日からの冷たい雨も、出発する頃には止み、青空となり尾道インターから山陰道へ入り、福山SAにて広島方面の家族と合流。4台の車をつらね、日本三名園のひとつ「後楽園」へ向かいました。 丹頂鶴の声に迎えられ園内へ。岡山城を高台に見野芝を大量に使用した明るく広々とした大名庭園。ちょうど菊花展が開催されており、紅葉と共に目を楽しませてもらいました。園内の福田茶屋では300円できび団子と抹茶を頂きながら、沢の池の眺望をのんびりと楽しみました。ここでしか売っていないという“あん入りのきび団子”を2個ずつサービスして下さり、2種類をおいしくいただきました。 次は山陽道和気インターを降り、備前市の「旧閑谷学校」へ。駐車場から300m山道を歩き、古いトンネルを抜けると別世界が開け、気持ちが落ち着きます。 四方を山々に囲まれ、765mに及ぶかまぼこ型の石塀をめぐらした広大な敷地に、旧閑谷中学校本館(現資料館)の薄いピンクのハイカラな校舎は、世界最古の庶民のための学校だったそうです。国宝の講堂は、入母屋造り錣ぶきの大屋根をのせ、どっしりと歴史を感じさせます。その脇にある、高さ12m・周り2m余りの樹齢80年の2本の揩の木の紅葉の素晴らしさには只々驚くばかりです。その木の回り丈はとっても華やかで美しく、この様な紅葉を見たのは初めてで見事なものでした。夜間はライトアップされます。闇にこの2本の揩の木が浮かび、幻想的な世界になるのではと思います。 後髪ひかれる思いで県道374号を北へ1時間位で湯郷温泉『花の宿にしき園』へ到着。女将さん手作りの押し花が、ギャラリーだけでなく各部屋にも飾られていました。また館内各所に生花を活けてあり、おもてなしの心を感じました。 18時半から宴会場にて夕食。写真を撮ったりお喋りをしながら数々の品をいただきました。初めての土瓶むしを全部いただいたら、お腹が苦しい位一杯になってしまいました。 夕食後は皆に内緒で準備をして行ったビンゴゲームで楽しみ、若者とおじさん達は近くのボーリング場へ。おばさん達は、キャンドルの店で可愛いサンタクロース等を買ったり、ホテルの売店では配色の美しさにひかれ、さおりの小物入れを求めました。 また一部屋に集まってお茶とお喋りをしたり、まだ入泉していない私は遅くなってから温泉へ。 1200年の名湯。広々とした内湯は、かけ流しで湯加減もちょうど良くゆっくりのんびりと浸かりました。露天風呂「夕月の湯」は、3段の石垣の上に松の木、足元辺りには石灯にうす明かりの情緒がある庭、上空には月が。三橋美智也さんの古城の歌が思い出され、貸切り状態なので誰に聞かれる心配もなく口ずさみながら月を眺めゆっくり楽しませてもらいました。 身も心もポカポカになり幸福感一杯。入泉後は無料のマッサージ機にかかり体も軽く気持ち良く就寝。13日午前6時半起床、すぐ温泉へ。昨夜と違い、すでに数名の方が入っておられました。露天風呂へ出て外気に当たり入泉しますと、目が覚め体がシャンとしてくるのがよく分かりました。 朝食までには時間もあるので妹達と散歩に出てみました。「ゆーらぎ橋」の上を歩くと、湯郷温泉の案内テープが流れ、鳥の声も聞こえてきますが、霧が深くて近くの山も見えず、寒くて早々に帰館。 朝食は品数多く、全部はいただけませんでしたが“芋がゆ”が美味しくておかわりをしました。館内が清潔で落ち着いた心なごむいい宿でした。 9時50分頃、中国自動車道美作インターより落合JCTへ。米子自動車道湯原インターで下り、湯原温泉へ。 まず川床の開放感あふれる天然露天風呂「砂場」へと行っても、ただ一人入る勇気はなく、他人が入っておられるのを見物させてもらい、私達は『湯本温泉館』の内湯と露天風呂を楽しみました。しっとりしたいいお湯でした。 街を見物した後は、紅葉と旭川で泳ぐカモを眺めながら川原の足湯へ。少し熱めですが歩き疲れた足が軽くなりました。 太鼓の音に誘われ、すぐ近くの『下湯原温泉ひまわり館』へ。ちょうど新そば、豆腐祭りが賑やかに催されており広場には野菜・果物・そば万十・チヂミ・しし汁・焼鳥等々のテントが並び、大好きな富有柿や旬のみかんを安く求め、おいしくいただきました。そばも安くなっており、昼食は広間でゆっくり新そばをいただきました。 このひまわり館は、全国でも珍しいペット専用露天風呂があり、可愛いスナップ写真も沢山飾ってあります。もちろん人間様の露天風呂もあります。思いがけない賑やかな祭りに出合い、また2日間天候に恵まれました。庄原インターで広島方面の家族と別れ、全員無事に帰宅できたことが、一番の喜びでした。 天国のお父さん、お陰様で皆で楽しい旅行が出来ました。 お母さんは元気です。今度は京都へ行きたいようです。今年は山が豊作になりますように、また全員元気で仲良く過ごせますように、どうか見守っていて下さい。お願いしますよ。 |
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