達人の弟子が行く
Vol.133


私のオリジナル温泉旅
モンゴル村とさばの刺身を求めて「珠石会」秋期研修旅行
山口県下関市 Hさん

 2005年11月9日、囲碁の会10名で、長崎県鷹島のモンゴル村温泉に行ってきた。
 早朝7時に集合し、2台の車に分乗して火の山を出発。九州道に乗り古賀SAでトイレ休憩。福岡インターから都市高速で佐賀県に入り唐津市の「おさかな村」で休憩。「道の駅桃山天下市」「名護屋城跡」と寄り波戸岬に行く。まず、海中展望塔でタイやフグに面会。サザエのつぼ焼きと焼イカ、持込みの弁当で昼食とする。缶ビールでサザエを賞味する者もいたが、ドライバーだけはそれも叶わず残念。

◆玄海原子力発電所エネルギーパークに寄る
 それから玄界灘町の「玄海原子力発電所」に行く。エネルギーパークの美人ガイドさんに案内され、ここの発電所で九州の3分の1の電気を賄っていると聞き、一同驚嘆する。
 美人と別れを惜しんで出発。鎮西町(唐津市)から玄海町に入り、玄海温泉、寺浦温泉を横目で見ながら肥前町に行く。この先には一軒宿ながら高串温泉、満越温泉(いろは島温泉)、福島温泉と温泉も多い。エネルギーパークから30分位で星賀港に着く。

◆元寇ロマンの島 モンゴル村
 フェリーに乗り込み港の外に出ると建設中の島・肥前大橋が左手に見える。完成迄には3年はかかるらしい。10分の船旅はちょっとものたりない。日比港で船を降りると、5分位で「埋蔵文化財センター」に行く。歴史民俗資料館である。熟年の教育委員会の女性が案内をしてくれた。プロ並みの詳しい説明をうけ、一同感心する。
 元寇の乱の神風はすごいが、松浦水軍の活躍を見落とす訳にはいくまい。国立博物館の方に展示されていると思われる木製のイカリは見られなかったが、イカリについていた大きな御影石と共に蒙古剣も陳列されている。その他、元寇の貴重な遺物が保存処理され、見ることが出来る。
 『鷹島モンゴル村』へ行き、初めてゲルの中に入る。着替えをして『モンゴル温泉草原の湯』に行く。露天風呂からは美しい海が見えて、格別の湯である。
 ゲルに帰り、モンゴル場所の囲碁大会である。トーナメント方式で4回戦で優勝が決まる。
 夕食はレストハウスで予約していた「ふぐ刺し定食」と「あわびバター炒め」である。刺身は厚く切ってあり、(とらふぐ)なので歯の悪い者には食べにくいきらいもある。とにかく御馳走が安いので大満足である。
 テントの中は暖かく、朝風呂の後、歴史民俗資料館を見て、草原を散策した。冷たい空気が気持ちいい。
 町役場の関係者らしい人が案内してくれると云うので「牧ノ岳史跡公園」に行く。元寇の由来を書いた石碑と五輪塔が建っている。因みに4〜5日前のモンゴルまつりに、大相撲の朝青龍が来たらしい。
 フェリー乗り場である殿ノ浦港まで案内してもらいフェリーに乗り込む。30分で今福港に着き、松浦党の兜の記念碑の前で小休止して今福駅まで走る。

◆もう一つの目的「旬さばの刺身」
 今春から”旬あじ””旬さば”がブランド化され、11月1日から「旬さばまつり」が実施されているので予約を入れていた「食味酒処あじ彩」に行く。
 旬さば定食1,800円で塩焼、刺身、鍋焼きうどん、味噌煮、その他小鉢がある。鍋焼うどんにもさばが入っておりやわらかく煮込んである。臭みもなく大変うまい。味噌煮、刺身と共においしく腹一杯になった。
 「あじ彩」を出て松浦駅の駐車場からR204を上り伊万里駅へと走る。ところが少し手前で二里大橋の信号を左折せず通過して有田駅まで来てしまった。仕方なくそのまま走り山内町に行き、大廻りして秘窯の里大川内山に着く。国の史跡指定の鍋島藩窯大川内山伊万里・有田焼伝統産業会館横に駐車。入口に関所跡が残っており、その奥の山手に陶工達の墓地がある。無縁墓標880余りを集めたピラミッド型の供養塔がある。
 30数軒の窯元があり、何人かは馴染みの窯元で何品かを買求めていたが、将軍家や諸大名などに献上する高品位の焼物が焼かれていたので品格があり、ちょっと高価な物が多い様に思う。現在では陶石が取り尽くされて遠く天草から取り寄せているのも一つの要因かも知れない。
 予定の時間が過ぎ、金立SAで休憩し一路下関へと走り、無事着いたのは予定より30分遅れの19時だった。
※06年1月1日合併にて長崎県鷹島町は松浦市になりました。


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