達人の弟子が行く
Vol.121


美しい夕日に出合った島原半島〜熊本の旅
宮崎県 延岡市 Mさん

 2005年5月7日から8日にかけて長崎県小浜温泉へ1泊2日の旅に、主人と出かけた。
 私の住んでいる延岡から高千穂〜高森〜(俵山トンネル)〜熊本港〜島原港〜R57を通って小浜温泉へ。
 途中、南阿蘇白水のいちご農園でいちご狩りをする(この後腰痛に見舞われることになる)。採れたてのいちごは、とても美味しかった。
▲有明海を渡るフェリーから
雲仙普賢岳を望む
 いよいよ熊本港より島原に渡る。フェリーに乗るのは何年ぶりかな?と思いながら約1時間の船旅を楽しんだ。
 島原に着くとまず向かったのは「雲仙岳災害記念館」。館内では普賢岳が噴火した時の様子、平成噴火シミュレーション、火砕流の道(ガラス張り)などで体験できるようになってた。それから、R57を通って小浜温泉に抜けます。途中、雲仙で「足湯」に浸かったり公園内を散策したり、ゆっくりしました。足湯は気持ち良かった。
 足湯に浸かったので身体はぽかぽか‥‥。温かくなったところで、本日宿泊予定の小浜温泉『国民宿舎 望洋荘』にチェックイン。
▲小浜温泉「国民宿舎 望洋荘」の室内から見た夕日の沈むところ
 夕食まで時間があったので、早速入浴。少し腰の痛さを感じながら入ったのだが、それも温泉が忘れさせてくれたかのようだった。あぁ〜気持ち良かった。私の方が長風呂だったようで、主人はすでに上がって待っていた。
 食事はそんなに豪華ではなかったのだが、7品もあって少食の私には充分過ぎるぐらいでした。
 食事が終わり、部屋に戻るとちょうど夕日が沈むところで、きれいでした。この光景も斎藤茂吉が、
  ここにきて落日(いりひ)を
  見るを常とせり 
  海の落日も忘れざるべし
と詠んだのもうなずける。
 翌日、主人は早起きをして散歩をしてきたようだ。「近くに無料で温泉卵を作れる所があるから、チェックアウトしたら卵を買って行こう」と言い出した。早速、卵を買って行ってみると、ありました! 8分で引き上げて食す。やけどしそうでしたが、確かに温泉卵です。この卵をほおばりながら、R251を島原へと向かう。海岸線を走ると気持ちが良い。島原に着くと、「道の駅 みずなし本陣ふかえ」に行ってみた。
 ここは普賢岳が噴火したときの土石流で埋まってしまった民家がそのままにしてあり、当時のものすごさがうかがえ、戦慄をおぼえた。
 ここで、一度食べてみたかった寒ざらしなるものを食す。あっさりしたものだったが、夏の暑い時期には冷たく冷やして食べるともっと美味しいだろうな‥‥と思う。そうこうしている間にフェリーの時間がきた。帰りのフェリーは、連休最終日ということもあり客が多かった。1時間で熊本港に着く。熊本港から海岸線のR501を走り、横島町から県道熊本玉名線〜玉名山鹿線に入り、菊水町の「菊ロマン館」でひと休み。山鹿温泉で足湯に浸かりたかったが、駐車場が見つからず残念ながらパス。「水辺プラサかもと」に寄ってみたのですが車が止められずにここもパス。菊池砦温泉「狗奴國城」を横目に通り過ぎ、「道の駅 七城メロンドーム」でひと休み。メロンの粒入りソフトクリームは美味しかった。だんだん陽が沈みかけ、そろそろ現実に引き戻されるなぁ‥‥と思いながら、R28に入り俵山温泉「泉力の湯」に本誌温泉手形(5月号)を使って入った。この頃、辺りは薄暗くなりかけてとても、優雅な気分でした。泉力の湯をあとに高森まで来ると、まさに太陽が沈むところで、この光景もきれいでした。あとは延岡までひた走る。私たちの旅も終わりだ。
 今回の旅では、本誌温泉手形を最大限に利用して温泉に入りまくろう(小浜温泉は3カ所もあったのに)と思っていた私だったが、初日にして腰痛に見舞われたのは誤算でした。欲張った考えで罰があたったのかな‥‥。
 それと、私のわがままを聞いていろいろな所に連れて行ってくれた主人にも、感謝!感謝!


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