達人の弟子が行く
Vol.120


私のオリジナル温泉旅
〜おすすめ見どころがいっぱい淡路島の旅〜
倉敷市 アワジのア

 あいにくの雨の中、じじばば、パパママ、1才7ヶ月の娘で淡路島へ出かけました。目的は、娘を平日あずかってもらっている両親へのお礼と、もちろん温泉、そしてオノコロランド(淡路ワールドパークONOKORO)のミニチュアワールドで娘を遊ばせることだったのですが、雨じゃ無理だなぁと、心もしとしと。
 それでも明石海峡を渡り「道の駅あわじ」に着いた頃には雨も上がり曇天。ここでお昼を食べました。ばばは、前から食べたいと思っていた明石焼を食べてご満悦です。
 橋を見に行くと、空と海が同色で融け、その中をまっすぐに巨大な橋がそびえ、その景色と海風の心地よさに、来てよかったなぁと心がわくわくしてきました。
 すぐ側に、本誌温泉手形に載っていた岩屋温泉『淡海荘』があったので、娘を両親にあずけ、夫と歩いて出かけました。
 フロントの男性が、「今、男風呂が入れないので、女風呂を貸切りにしますから、どうぞ」と言ってくださり、「えっ! いいの?」と思いつつお言葉に甘えました。
 ぬるっとろの湯に窓からの壮大な景色、そして宿の方のサービス。温泉博士に大感謝です。
 道の駅に戻ると、遠目にもわかるほど娘はご機嫌で、橋をバックに石畳の上で踊っていました。
 雨で遊具がぬれているだろうと、オノコロは断念し「あわじ花ざしき」へ行き、その後「震災記念公園」へ行きました。
 資料館入口に、高架から落ちたトラックが再現されていました。もう10年前になる阪神淡路大震災。コンクリートの柱が無惨に引きちぎられ、鉄の棒がぶち切れていました。父が、「こんなに鉄が入っていてもダメなんだから、すごい力だな」とため息をついていました。私は、地震で土地が下がったのだと思っていましたが、盛り上がったのですね。
 震度7を体験するコーナーに挑戦。揺れは思ったほどではなかったのですが、これは(揺れる!)という心構えに、安全は確保されているという安心感があるからこそ。食器が散乱し、家具が倒れたままの当時の状態の台所を見て、改めて地震の恐さを感じました。
 今日のお宿は南淡路市のうずしお温泉『民宿花円』。どうやらビジネス向けで、私たちのような家族連れは珍しいようでした。
 女性の方ひとりでお料理をされている様子でした。一つひとつどれをとってもおいしかったです。母は、「ごはんをこんなに柔らかくふっくら炊くのはすごい。まだ若そうなのに上手」と誉めていました。そして温泉は、大好きなぬるぬるとろー。気持ちよかったです。
 次の日は「淡路ファームパーク・イングランドの丘」へ出かけました。ここにはコアラがいます。見たのは初めてでした。なんと1日17〜19時間寝ているそうです。爪は思ったより鋭く、コアラの骨格見本はあの愛くるしさからは想像のつかない、恐竜のようでした。寝続けるコアラに「ねんね、ねんね」と娘はくりかえしていました。
 お昼はピザを食べました。石釜で焼いていて皮がパリッとおいしかったです。ソフトクリームは、シャーベットのようで少し変わっていてこれも美味。無料の休憩所で座ってゆっくり気兼なく食べられたのもよかったです。
 私のおすすめスポットは、万華鏡の館。様々な万華鏡が大小そろっており、中には自分の顔が万華鏡の模様に見えるものもあります。一つひとつ堪能すれば入館料300円以上の価値があると思います。新タマネギが旬で、安くてお買い得でした。甘くておいしかったです。
 オノコロランドは、次にまた来る楽しみにして残しておこうと思います。充実した楽しい旅ができました。


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